管理組合付きの住宅地、いかがでしょう?

我たち、プレイスメイキング研究所の仕事のひとつに、
「戸建住宅地の管理」があります。
「プレイスメイキング」と「戸建住宅地の管理」が
どう結びつくのでしょうか?

「プレイスメイキング」?
「戸建住宅地の管理」??
どちらのことばも、分かりやすいといえば分かりやすく、
でも、イメージしづらいです。
その辺を分かりやすくと思いまとめたのが、
『戸建住宅地管理論-自律共生型社会』という本です(発行:結エディット)。

発行=結エディット,2018年2月

 

書名だけ見ると、「分かりやすい!」とはいえなさそうですが、
イラストなどもたくさん入っていますので
良かったら、ぜひご一読ください。
さて、本のタイトルでもある、「戸建住宅地の管理」です。
ぜひいっしょに考えてみましょう。

本には、住宅地で実施された調査結果を紹介しています。
「住宅生産振興財団分譲地 追跡調査レポート」がそれです。
完成してから20年~30年近くたった17の住宅団地を対象にしました。

住もうと思った理由は?
住んでみての感想は?

 

追跡調査レポートのうち本(P101)で紹介したのは、
・住もうと思った理由は?
・住んでみての感想は?
という2つ質問とその結果です。

みなさんにとって「住宅選び」の基準はなんでしょう?
住む前の「住もうと思った理由」と
住んでからの「住んでみての感想」の
上位4つまでは同じです。
つまり
①周辺環境や地域イメージが良かったから
②緑や街並みが美しいから
③通勤や買い物に便利だから
④学校、公園などの公共施設が整っているから
です。
この4つは「なるほど納得!」ではないでしょうか?
では、「住んでみての感想」の5番目はお分かりですか?
それは
管理組合があり、環境が維持されているから
です(下のグラフの赤い色のところ)。

この管理組合は、住む前の「住もうと思った理由」には
ランクインしていません。
つまり、住む前は意識していなかったけれど
住んでから「あっこれだ!」と分かったのです。

この「管理組合があり、環境が維持されているから」こそが
私たちが戸建住宅地で仕事として行っている「管理組合」です。

住宅選びは、利便性や住宅地や周囲の環境に加えて
その住宅地に管理組合があるかどうか。
私たちが戸建住宅地で管理組合と取り組んできて
14年近くがたちます。
私たちの実感では、ようやく住宅地の管理組合ということが
理解されつつあると感じています。

住宅地の管理組合とはどういうものか?
それは、マンション管理組合の戸建住宅地版と
イメージしてもらうと分かりやすいのですが、
でも、大切な部分で違います。
少しだけその違いについて触れると
住む方が主体的に関わり、
自治会や管理組合を通して
戸建住宅地を、自分たちのまちとして
互いのメリットを共有すながら
育てていこうといういうものです。
それを私たちは「自律共生」ということばで表現しています。
分かりづらいですね(笑)。
この辺もまた追々、書いていきたいと思います。

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